受診勧奨された健診を受けて人生100年時代に備えよう

平均寿命がのびた近年、健康で元気に年を経ていきたいと考える人が多いのではないでしょうか。症状がでてから受信したのでは病気が進行してしまっていることが多いのです。症状のない病気を発見するには無症状のうちから定期的な健診を受けることが大事なのです。病気を予防するのに「1時予防」「2時予防」「3時予防」という段階に分ける考え方があります。1次予防は生活習慣の改善など健康増進と、予防接種などの疾病の発病予防、2次予防には疾患の早期発見早期治療、3次予防には治療をした後のリハビリと再発防止があります。最近は0次予防ともいわれ、個人に健康増進を図る前にその個人の生活環境を改善するという考えが職場の環境改善と言われています。そして健診を受けることで受診勧奨、2次予防になり早期発見早期治療になるのです。

受診推奨でできる健康診断とは何をするのでしょう。

特定健診ですでに健診項目のいずれかの数値が悪くなると「受診勧奨」と判定されます。このような人は数値上ではすでに治療開始をすべき状態です。検査機関の医師の判断に応じてさらに精密な検査をするために受診が必要になる事があります。検査の値が「受診勧奨」に該当した場合、特定保健指導を優先して生活習慣の改善を試みることになります。さらに、医療機関を進められた場合でもすぐに薬物療法を開始するわけではありません。最初に心臓病や慢性腎臓病、そのほかの生活習慣病を合併してないかなど調べ、そのうえで危険因子に応じた治療を行うことになります。高リスクでない限り治療は生活習慣の改善からスタートします。(禁煙、減量、食事、運動)そして受診を進められたらまずは「かかりつけ医」へ相談に行きましょう。

受診推奨している健康診断の選び方

会社で受診勧奨の企業健診は「法定健診」といい、法的に必要最低限の項目のみが設定されています。その為、気になっている所だけを詳しくチェックしたり詳しく調べることはできません。また、法定健診の場合、検査項目に「診察」が含まれていますが医師との相談時間は限られています。人間ドックでは検査項目が多く気になる症状に合わせた検査を選んだり、オプション検査を追加したりできます。結果についても法定健診の場合、要治療の人にだけ送られます。問題のない人については報告書送付のみで終わらせることが多いです。人間ドッグでは対面で健康改善のためのアドバイスをもらえることもあります。自分の健康状態に合わせて検査内容を組み替えられるのが人間ドッグの特徴の一つなのです。検査項目によって日帰りの場合は3時間ほど、検査項目が多い時は宿泊を伴う場合もあります。